真摯に向き合うということ

教員という仕事と文房具を愛してやまないブログ

所見を書くにあたって


私の務めている地域は、三学期制のため、学期毎に所見を書いています。今年は4年生を担任していたので「気のついたこと」「総合」「道徳」の3ヶ所に文章表記があります。人数×3ヶ所×3学期……。ゲロでそうですよね。特に、道徳の評価に関しては今年からスタートしたことなので最初はかなり悩みました。



道徳の所見に葛藤


何せ初めてなので校費で道徳所見の書き方なんていう、本も買ってもらいました。これがなかなか良かったという話はまぁまた後で書きます。あまり教員で所見を書くのに「所見の書き方」的な本を広げながら……という人は見たことがないと思います。すくなくとも私が一緒に働いた中にはいません。ですが、「特別の教科 道徳」の評価 通知表所見の書き方&文例集 小学校高学年 [ 尾高 正浩 ]のような本に、頼ってみようかな、と思ってしまうくらいに悩んだものです。


とはいえ、気づけば道徳の書見は児童についての必要な資料があれば、あとは指導要領があれば、あっという間に書けてしまうということが分かってからは、なんの苦でも無くなった。もちろんその基礎には「特別の教科 道徳」の評価 通知表所見の書き方&文例集 小学校高学年 [ 尾高 正浩 ]で得た知識もじゅうぶんにいかされたかもしれない。道徳所見の書き方は。また、後日詳しく書きます。


まぁ、道徳があるにせよ無いにせよ……やはり所見と、聞くとうわぁぁいやだ!この仕事が世界1嫌い!みたいな方もいらっしゃると思います。……私の周りにもいますし、私もどちらかというとそうです。


良いと言われる所見とは


ですが、ここ数年。たかが教員経験6年にして、じわじわと所見の書きぶりを褒められるようになったり、私に所見を見て欲しいとお願いしてくださる方が現れたりしてきました。そんな柄でもなく、「私なんてそんな~!!」と言いながら内心ガッツポーズ!大人だって褒められると嬉しいものだ。

ということで、私なりに心がけている所見の書き方について紹介しようと思います。

所見を書くときに気をつけている事

  1. 子供の顔が浮かぶか
  2. 流れがあるか
  3. ほめちぎっているか

この3つに限ります。もちろん、基本的な言葉の使い方、言い回し、漢字表記とひらがな表記の使い分けなど、基礎基本は当然ですが。

次回はこの3つについて、書いてみたいと思います。